【ネタバレ注意】
この記事は、紺野りさ先生の漫画『胸が鳴るのは君のせい』の結末を含む重要なネタバレを解説しています。まだ読み終えていない方、まっさらな気持ちで作品を楽しみたい方はご注意ください。
紺野りさ先生が描く、もどかしくて甘酸っぱい青春ラブストーリー『胸が鳴るのは君のせい』。ファンの間では「胸きみ」の愛称で親しまれ、実写映画化もされた大人気作品です。
一度はフラれた相手を想い続ける、まっすぐな片想いの行方が気になりますよね。
この記事では、『胸が鳴るのは君のせい』の第1話から最終巻までのあらすじを、各巻の見どころを交えながら徹底的にネタバレ解説します。映画との違いや、作品の魅力もご紹介するので、ぜひ最後までお楽しみください!
『胸が鳴るのは君のせい』とは?作品の基本情報
『胸が鳴るのは君のせい』は、つれない男子・有馬隼人と、彼に一途な片想いを続ける女子高生・篠原つかさの恋模様を描いた王道の青春漫画です。
- 作者: 紺野りさ
- 出版社: 小学館
- 掲載誌: ベツコミ
- 巻数: 全5巻(完結) ※番外編などを収録した新装版も刊行されています。
- 映画化: 2021年に実写映画が公開
原作漫画はすでに完結しており、一気に最終話まで読むことができます。切ない片想いの結末を、今すぐ見届けたい方はこちらからどうぞ!
主要な登場人物紹介
物語を彩る魅力的なキャラクターたちをご紹介します。
- 篠原つかさ: 本作の主人公。明るくまっすぐな性格で、中学時代から有馬に片想いを続けている一途な女の子です。
- 有馬隼人: クールでマイペースなイケメン男子。つかさの気持ちを知りつつも、思わせぶりな態度で彼女を翻弄します。その優しさの裏にある本心とは…?
- 長谷部泰広: つかさや有馬の同級生。チャラついた見た目とは裏腹に、友達想いでまっすぐな一面も。つかさに惹かれ、恋のライバルとして物語をかき乱します。
- 麻友: 有馬の中学時代の元カノ。美人で大人びた雰囲気を持つ彼女の登場が、つかさの心を揺さぶります。
【巻別】胸が鳴るのは君のせい ネタバレあらすじ
ここからは、各巻のあらすじをネタバレありでご紹介します。物語の流れを追いながら、胸キュンポイントを振り返っていきましょう!
第1巻:切ない片想いの始まりと、残酷な「友達」宣言
物語は、主人公・つかさが中学の卒業間近に、転校生だった有馬へ告白するシーンから始まります。しかし、有馬からの返事は「友達だと思ってた」という残酷な一言。あっけなくフラれてしまったつかさですが、有馬と同じ高校に進学し、変わらず彼への想いを募らせていました。
高校でも何かと気にかけてくれる有馬の優しさに、つかさの心は揺れ動きます。「友達」という距離感がもどかしく、彼のふとした言動に一喜一憂する日々。切ない片想いのリアルな描写に、胸が締め付けられる第1巻です。
第2巻:元カノ登場!?夜の教室で急接近!
有馬の元カノ・麻友の登場で、つかさの心は大きく乱れます。自分にはない大人びた魅力を持つ麻友と有馬の間に、まだ何かあるのではないかと不安になるつかさ。そんな中、夏休みのイベント準備で残った夜の教室で、二人の距離が急接近する事件が起こります!
誰もいない特別な空間で、有馬が見せた不意打ちの優しさ。この巻のハイライトとも言える甘い展開に、ドキドキが止まりません。
第3巻:新たなライバル出現で恋は波乱の展開へ
高校2年生になり、クラス替えで新たな人間関係が始まります。そこで登場するのが、お調子者で人気者の長谷部。彼は、いつも一生懸命なつかさの姿に惹かれ、積極的にアプローチを開始します。
長谷部の存在が、有馬の心を少しずつ揺さぶり始めます。つかさをめぐる三角関係が本格化し、物語は一気に加速。有馬の隠された本音が垣間見えるシーンも見どころです。
第4巻:すれ違う想い…学園祭で事件発生!
つかさへの想いを強める長谷部は、文化祭の準備中に思わぬ行動に出ます。教室に二人きりになった瞬間、彼はつかさにキスをしてしまうのです。突然の出来事に混乱するつかさ。一方、その現場を目撃してしまった有馬は、静かに嫉妬の炎を燃やしていました。
自分の気持ちをはっきりと伝えようと決意するつかさですが、文化祭ではさらなるすれ違いが二人を襲います。もどかしい恋の行方から目が離せない、波乱万丈の第4巻です。
第5巻(最終巻):ついに結ばれる二人…その先にある未来とは?
数々のすれ違いやライバルの登場を経て、つかさと有馬はついに互いの気持ちを確かめ合います。長かった片想いが報われる瞬間は、まさに感涙もの。しかし、晴れて両想いになったはずなのに、有馬からは「付き合おう」という決定的な言葉がありません。
彼の真意がわからず、不安になるつかさ。恋人同士になっても続く、高校生らしい不器用さやもどかしさが丁寧に描かれます。二人がどんな未来を選び取るのか、その結末はぜひご自身の目で見届けてください。甘酸っぱい余韻に浸れる、最高の最終巻です。
【結末ネタバレ】最終的に二人はどうなる?
多くの読者が気になる最終的な結末。つかさの一途な想いは、最終的に有馬に届き、二人は結ばれます。
しかし、『胸きみ』の魅力は、ただハッピーエンドで終わらないところ。両想いになってからも続く、言葉足らずな二人のじれったい関係性こそが、この物語の真骨頂です。有馬がなぜすぐに「付き合おう」と言わなかったのか、その理由を知ったとき、彼の不器用な優しさに再び胸を打たれることでしょう。
二人の初々しい恋の結末と、その先にある未来を想像させるラストシーンは、原作を読んで確かめる価値アリです!
映画と原作漫画の違いは?
2021年に公開された実写映画も大きな話題となりました。映画は原作の魅力を凝縮していますが、尺の都合上、いくつかの違いがあります。
- エピソードの省略: 原作に登場する細かなエピソードや、サブキャラクターとのやり取りの一部は省略されています。
- 展開のスピード: 映画は物語のメインストーリーに焦点を当てているため、原作よりもスピーディーに展開します。
映画を観て「胸きみ」にハマったという方は、ぜひ原作漫画を読んでみてください。キャラクターたちのより深い心情描写や、映画では描かれなかった胸キュンシーンを発見できますよ。
まとめ:『胸が鳴るのは君のせい』は片想いのバイブル!
『胸が鳴るのは君のせい』は、片想いの切なさ、もどかしさ、そして喜びがギュッと詰まった青春ラブストーリーの名作です。有馬の思わせぶりな態度にやきもきし、つかさの一途な姿に共感し、応援したくなること間違いなし。
こんな人におすすめです!
- 甘酸っぱい青春ラブストーリーが好き
- 片想いのドキドキ感を味わいたい
- じれったくて、もどかしい恋模様にキュンとしたい
- 映画を観て原作が気になっている
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