【ご注意】この記事は、漫画『十字架のろくにん』の第1話から最新話(第215話時点)までの重大なネタバレを含みます。また、作中には過激で残虐な描写が多数含まれるため、心臓の弱い方や苦手な方は閲覧をお控えください。
壮絶ないじめの果てに全てを失った少年が、復讐の鬼と化す――。息もつかせぬ展開で読者を惹きつけてやまない『十字架のろくにん』。この記事では、物語の始まりから最新の展開まで、各章のあらすじを時系列で分かりやすくまとめました。過去の話を振り返りたい方、今後の展開が気になる方は、ぜひご覧ください。
『十字架のろくにん』の基本情報
まずは、作品の基本的な情報をおさらいしておきましょう。
- 作者: 中武士竜
- 掲載誌: 週刊少年マガジン(講談社)
- 連載アプリ: マガポケ
コミックはどこで読める?
『十字架のろくにん』は、各電子書籍ストアで配信中です。特にコミックシーモアでは、お得なキャンペーンが開催されていることもあります。衝撃の第1話を、まずは試し読みで体験してみてはいかがでしょうか。
アニメ化・実写化はしている?
2025年9月現在、『十字架のろくにん』のアニメ化や実写化に関する公式発表はありません。しかし、その衝撃的な内容と人気から、映像化を期待する声が多く上がっています。今後の情報に注目が集まります。
物語の全体あらすじ
小学6年生の漆間俊(うるま しゅん)は、同級生の至極京(しごく きょう)を中心とする5人組から「実験体A」と呼ばれ、想像を絶するいじめを受けていました。彼の心の支えであった家族までもが、いじめっ子たちの手によって無残に奪われてしまいます。全てを失い絶望の淵に立たされた俊は、かつて秘密部隊に所属していた祖父の手によって、殺人術と復讐のための全てを叩き込まれます。4年後、心身ともに変貌を遂げた俊は、自分から全てを奪った者たちへの冷酷な復讐を開始するのでした。
【時系列ネタバレ】各章のあらすじを徹底解説
ここからは、物語の核心に迫るネタバレを含みます。物語の展開を章ごとに追いかけていきましょう。
第1章:地獄の始まりと復讐の誓い(幼少期〜家族の喪失)
物語は、主人公・漆間俊が受ける壮絶ないじめの描写から始まります。彼は加害者たちにとって、ただの「実験体A」。人間としての尊厳を徹底的に踏みにじられる日々。それでも、愛する両親と弟の存在が、かろうじて彼の心を支えていました。しかし、そのささやかな幸せすら、いじめっ子たちの悪意によって破壊されます。家族を惨殺され、生きる意味を失った俊。そんな彼に手を差し伸べたのは、戦争の闇を知る祖父でした。祖父のもとで4年間、俊は復讐を遂げるためだけの存在として、あらゆる殺人術を習得します。この地獄のような日々が、彼の復讐劇の序章となるのです。
第2章:復讐の執行(5人への報復)
4年の歳月を経て、高校生となった俊は、かつての加害者たちがいる街へと戻ります。最初の標的は、いじめグループの一人、久我大地。俊は周到な計画で彼を社会的に孤立させ、精神的に追い詰めた上で、かつて自分が受けた以上の苦しみを与えて復讐を遂げます。これを皮切りに、俊は次々とターゲットに接触。それぞれの罪に見合った、残忍かつ計算され尽くした方法で一人、また一人と地獄へ突き落としていきます。しかし、彼の行動は警察の目にも留まり始め、太田刑事などが俊の周辺を嗅ぎまわるようになり、物語はより複雑な様相を呈していきます。
第3章:交差する思惑と深まる謎(捜査・仲間・過去の真相)
復讐を進める中で、俊は新たな協力者や、彼の過去を知る人物たちと出会います。彼らは俊の復讐に手を貸す者もいれば、止めようとする者もおり、人間関係は複雑に絡み合っていきます。そして、復讐劇の首謀者である至極京の異常な本性と、彼の背後に存在するさらに大きな悪意が徐々に明らかになっていきます。物語は単なる個人の復讐劇から、巨大な陰謀との戦いへとスケールアップ。俊の家族がなぜ狙われたのか、いじめの裏に隠された本当の目的とは何だったのか。衝撃の真実が少しずつ暴かれていきます。
最新章:狂気の祭典(ゲーム/祭典編)
物語は、至極が主催する「革命倶楽部」による狂気のデスゲーム、通称「祭典」へと突入します。多くの人間が強制的に参加させられ、理不尽な選択と拷問が繰り広げられる地獄絵図。俊は、この狂ったゲームを止めるため、そして至極との最終決戦に臨むため、祭典の渦中へと飛び込みます。最新話(第215話「血塗られた特権」時点)では、祭典はさらに激化。絶体絶命の状況下で、味方だと思っていた人物の裏切りや、予期せぬ協力者の出現が相次ぎ、誰が敵で誰が味方か分からない混沌とした状況が続いています。果たして、俊はこの地獄を生き延び、長年の復讐に終止符を打つことができるのでしょうか。物語はクライマックスに向け、息もつけない展開を迎えています。
主要キャラクター紹介
『十字架のろくにん』を彩る、強烈な個性を持つキャラクターたちを簡単にご紹介します。
- 漆間 俊(うるま しゅん): 本作の主人公。壮絶ないじめで家族を失い、復讐に人生を捧げる少年。祖父から受け継いだ戦闘技術と冷静な判断力でターゲットを追い詰める。
- 至極 京(しごく きょう): 俊の最大の敵であり、いじめの首謀者。異常なカリスマ性と残虐性を持ち、人を操ることに長けている。彼の真の目的は謎に包まれている。
- 漆間 舷一郎(うるま げんいちろう): 俊の祖父。元秘密部隊員で、俊に殺人術を教え込んだ復讐の師。
- 白川 純(しらかわ じゅん): 俊の協力者の一人。俊と同じく、至極によって人生を狂わされた過去を持つ。
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今後の展開は?残された伏線と考察
物語は終盤に差し掛かっていますが、未だ多くの謎が残されています。
- 至極京の真の目的: 彼が主催する「革命倶楽部」や「祭典」の最終的な目的は何なのか。単なる快楽殺人者ではない、彼の行動原理の根幹にあるものが最大の謎です。
- 「ろくにん」の繋がり: 俊をいじめていたメンバーは、本当にただの同級生だったのか。彼らの背後には、さらに大きな組織や繋がりがある可能性が示唆されています。
- 俊の結末: 全ての復讐を終えた時、俊に何が残るのか。彼が救われる未来はあるのか、それとも破滅が待っているのか。読者の間で最も議論が白熱するポイントです。
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よくある質問(Q&A)
Q. 『十字架のろくにん』は何巻まで出ていますか?
A. 2025年9月現在、単行本は17巻まで発売されています。連載は続いており、物語は佳境を迎えています。
Q. 残酷なシーンが多いと聞きますが、どれくらいグロいですか?
A. 直接的な暴力や拷問、人体破壊などの描写が非常に多いです。血や暴力表現が苦手な方は、試し読みで一度確認することをおすすめします。
『十字架のろくにん』をお得に読む方法
本作の衝撃的な展開が気になった方は、ぜひ電子書籍で読んでみてください。特にコミックシーモアでは、1巻まるごと試し読みできるキャンペーンや、お得なクーポンが配布されることがあります。この機会に、漆間俊の壮絶な復讐劇をその目で確かめてみませんか?
まとめ:復讐の先に待つものは光か、さらなる闇か
『十字架のろくにん』は、単なる復讐漫画の枠を超え、人間の心の闇、正義と悪の境界線、そして罪と罰の意味を読者に問いかける重厚な作品です。主人公・漆間俊の復讐は、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。最新章「祭典編」で物語は最高潮に達しており、一瞬たりとも目が離せません。ぜひ、この壮絶な物語の行く末を最後まで見届けてください。