【ネタバレ】虚構推理のアニメ全24話あらすじを徹底解説!結末と鋼人七瀬の真相とは?

虚構推理 少年/青年漫画
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【ご注意】この記事には、アニメ『虚構推理』の結末を含む重大なネタバレが含まれています。未視聴の方はご注意ください。

「恋愛×伝奇×ミステリ」という唯一無二のジャンルを切り拓き、多くのファンを魅了する『虚構推理』。怪異たちが引き起こす事件を、真実ではなく「合理的な虚構」で解決するという斬新な設定が魅力の作品です。

この記事では、2025年9月現在までに放送されたアニメ『虚構推理』全24話(1期・2期)のあらすじを、各エピソードの核心に触れながら徹底的にネタバレ解説します。物語の結末や、最大の敵「鋼人七瀬」の正体まで、物語の全貌を明らかにしていきます。「気になっていたけどまだ見ていない」「もう一度ストーリーをおさらいしたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

『虚構推理』アニメ全24話のネタバレあらすじ

物語は、”知恵の神”となった少女・岩永琴子と、特異な体質を持つ青年・桜川九郎の出会いから始まります。二人が怪異たちの相談に乗りながら、世の中の秩序を守るために「嘘」で真実を塗り替えていく壮大な物語を、エピソードごとに振り返っていきましょう。

虚構推理 Season1(第1話~第12話)

Season1では、二人の出会いから、物語の根幹をなす大事件「鋼人七瀬編」が描かれます。都市伝説が現実の脅威となる恐怖と、それを「虚構」で打ち破ろうとする琴子の知略が見どころです。

第1話「一眼一足」

病院で運命的な出会いを果たした岩永琴子と桜川九郎。2年後、琴子は九郎に結婚を前提とした交際を申し込みます。彼女は、幼い頃に怪異たちの”知恵の神”となり、その代償として右目と左足を失ったことを告白。怪異たちのトラブルを解決する日々を送る琴子と、不死身で怪異さえも恐れる謎多き九郎。二人の奇妙な関係がここから始まります。

第2話「ヌシの大蛇は聞いていた」

山奥で起きた殺人事件。その沼のヌシである大蛇は、犯人とされる男の動機に納得できず、琴子に相談を持ちかけます。琴子は、怪異である大蛇が納得し、かつ人間の世界でも筋が通る「虚構の推理」を披露。彼女の卓越した頭脳と、九郎の持つ異質な能力の一端が示されるエピソードです。

第3話「鋼人の噂」

街では、元アイドルの亡霊「鋼人七瀬」が鉄骨を手に人々を襲うという都市伝説が急速に広まっていました。単なる噂話かと思いきや、実際の被害者が続出し、事態は深刻化。琴子と九郎は、この奇怪な事件の調査に乗り出します。

第4話「アイドルは鉄骨に死す」

鋼人七瀬の元ネタとなったアイドル・七瀬かりん。彼女の死の真相を探るため、琴子は九郎の元カノで警察官の弓原紗季に協力を依頼します。生前の七瀬かりんにまつわる情報や人間関係を洗ううち、事件の裏に隠された人間の悪意が浮かび上がってきます。

第5話「想像力の怪物」

鋼人七瀬は、特定の誰かが操る怨霊などではなく、人々の「想像力」が作り出した怪物である――。琴子はその本質に気づきます。ネットのまとめサイトなどを通じて人々の想像が増幅され、実体化した鋼人七瀬を倒すには、その想像力を上回る「新たな虚構」が必要でした。

第6話「合理的な虚構」

琴子は、鋼人七瀬を消滅させるための壮大な計画を立て始めます。それは、ネットの掲示板を舞台に、人々の想像力を別の方向へ導くための「合理的な虚構」を提示すること。前代未聞の推理合戦の火蓋が切られようとしていました。

第7話「鋼人攻略戦準備」

鋼人七瀬の凶刃は、事件を追っていた寺田刑事にも及びます。犠牲者が出たことで、琴子は背後にいる「黒幕」の存在を確信。九郎もまた、自らの不死身の肉体を武器に、鋼人七瀬との直接対決に備えます。決戦を前に、それぞれの覚悟が試されます。

第8話「虚構を紡ぐ者」

事件の黒幕として浮かび上がるのは、九郎の従姉妹・桜川六花の影。彼女もまた、九郎と同じく人魚とくだんの肉を食べた特異な存在でした。六花はなぜ鋼人七瀬を生み出したのか?彼女の目的を探るため、琴子は思考を巡らせます。

第9話「鋼人七瀬攻略議会」

ついにネット掲示板上で、琴子による鋼人七瀬攻略議会が始まります。琴子は複数の解決案(虚構)を提示し、掲示板の参加者たちを自らの推理に引き込もうとします。しかし、その裏では六花が巧みに情報を操作し、琴子の虚構を打ち砕こうと暗躍していました。

第10話「虚構争奪」

琴子が提示する虚構は、六花によって次々と論破されてしまいます。ネット上の世論は二転三転し、琴子は窮地に立たされます。まさに「虚構」を奪い合う、激しい知力の応酬が繰り広げられます。

第11話「最後の虚構」

用意した3つの解決案をすべて棄却された琴子。しかし、それは全て彼女の計算の内でした。九郎が未来を確定させる能力を使い、鋼人七瀬を物理的に抑え込んでいる間に、琴子は誰もが納得せざるを得ない「最後の虚構」を紡ぎ出します。

第12話「秩序を守る者」

琴子の第四の解決案は、見事にネットユーザーたちの心を掴み、「鋼人七瀬は存在しない」という共通認識を確立させました。人々の想像力を失った鋼人七瀬は消滅し、事件は終結。六花の目的も明らかになり、琴子と九郎、そして六花の奇妙な戦いは、ひとまずの幕を下ろします。

虚構推理 Season2(第13話~第24話)

Season2では、鋼人七瀬事件を乗り越えた琴子と九郎のもとに、さらに奇妙で個性的な怪異たちが相談に訪れます。一話完結型のミステリ要素が強まりつつも、桜川六花の動向など、物語全体の謎も少しずつ進展していきます。

第13話「その神の名は」

とあるマンションの地縛霊から、「自分を殺した犯人を見つけてほしい」という依頼が舞い込みます。琴子は”知恵の神”として、怪異の無念を晴らすべく、鮮やかな推理で事件の真相を解き明かしていきます。

第14話「雪女のジレンマ」

人間社会でひっそりと暮らす雪女。彼女は、かつて雪山で命を救った青年・室井昌幸と心を通わせていました。しかし、ある殺人事件の容疑者として昌幸が浮上。彼には雪女と一緒にいたというアリバイがありましたが、怪異の存在を警察に証明することはできません。

第15話「雪女のアリバイ」

愛する人を救いたい一心で、雪女は琴子に助けを求めます。琴子は、雪女の存在を明かすことなく、昌幸のアリバイを成立させるための「虚構」を組み立てることに。怪異と人間の切ない恋模様が描かれます。

第16話「雪女の純真」

琴子の仕掛けた巧妙な「嘘」によって、昌幸の無実は証明されます。怪異と人間、決して交わらないはずの二つの世界の間に生まれた絆が、事件を解決へと導きました。雪女と昌幸の物語は、心温まる結末を迎えます。

第17話「六花ふたたび」

再び姿を現した桜川六花。彼女はとある事故物件に住み着き、何やら不穏な計画を進めている様子。琴子と九郎は、六花の次なる企みを警戒し、その動向を追い始めます。

第18話「電撃のピノッキオ」

港町で、魚を感電させる奇妙な木製の人形が出現。それは、亡くなった孫を想う老人が作った人形でした。持ち主の強い想いが、人形に命を吹き込んでしまったのか?琴子と九郎が、哀しい事件の真相に迫ります。

第19話「あるいは星に願いを」

化け猫にまつわる騒動を解決した琴子。一見、一件落着したかのように思えましたが、物語の終わりには不穏な余韻が残ります。小さな事件の裏にも、複雑な人間と怪異の関係が垣間見えます。

第20話「そして支配者はいなくなった」

大企業の会長・音無剛一が、自らの余命が短いことを悟り、過去に犯した妻殺しを告白します。彼は、残される家族のために「真実」を明らかにしてほしいと琴子に依頼。しかし、その告白には不可解な点が多く…?

第21話「もの言えぬ子ども達」

音無家の遺産相続を巡る争いが表面化する中、琴子は一族全員に完璧なアリバイがあることに違和感を覚えます。調査を進めるうち、一族がひた隠しにしてきた暗い秘密が暴かれていきます。

第22話「招かれざる判定役」

音無家の謎はさらに深まります。琴子は、関係者の証言や過去の出来事を丁寧に紐解きながら、事件の真相へと近づいていきます。誰が嘘をつき、誰が真実を語っているのか。複雑な人間模様が事件をより難解なものにしています。

第23話「スリーピング・マーダー」

琴子は、妖狐から得た決定的な情報を基に、事件の真相を看破します。それは、誰も予想しなかった驚くべき結末でした。琴子は、残された家族が前を向いて進めるよう、真実と虚構を織り交ぜた「最後の物語」を提示します。

第24話「うなぎ屋の幸運日」

老舗のうなぎ屋で起きた強盗殺人事件。偶然その場に居合わせた琴子と九郎は、事件に巻き込まれてしまいます。些細な幸運と不運が絡み合い、悲劇へと繋がった事件の顛末とは?アニメ『虚構推理』の物語は、日常に潜む怪異と人間の不思議な関係性を描きながら、ひとつの区切りを迎えます。しかし、琴子と九郎、そして六花の物語は、まだまだ続いていくことを予感させるラストとなっています。

『虚構推理』の主要登場人物

本作の魅力を語る上で欠かせない、個性的でミステリアスな登場人物たちをご紹介します。

岩永 琴子(いわなが ことこ)

本作の主人公。11歳の時に怪異に誘拐され、”知恵の神”となる契約を結びました。その代償として右目と左足を失い、義眼・義足で生活しています。怪異たちのトラブルを解決する調停役であり、真実を捻じ曲げてでも秩序を守るための「合理的な虚構」を構築する天才です。小柄で可愛らしい見た目とは裏腹に、非常に饒舌で毒舌家な一面も。桜川九郎に一途な想いを寄せています。

桜川 九郎(さくらがわ くろう)

琴子の恋人で、大学院に通う青年。一見すると平凡な草食系男子ですが、その正体は、異形の妖怪である「人魚」と「くだん」の肉を食べたことで、不死身の肉体と「未来を確定させる能力」を手に入れた特異な存在。その能力ゆえに、ほとんどの怪異から忌み嫌われ、恐れられています。琴子のためなら、自らの体を張って危険な役割を厭わない優しさと覚悟を持っています。

桜川 六花(さくらがわ りっか)

九郎の従姉妹で、彼と同じく人魚とくだんの肉を食べた存在。九郎とは対照的に、手に入れた能力で「秩序ある世界」を破壊しようと目論んでいます。鋼人七瀬事件の黒幕であり、琴子たちの前に幾度となく立ちはだかる最大の敵。その真意は謎に包まれています。

原作漫画やアニメをお得に楽しむ方法

アニメのあらすじを読んで、物語の続きや詳細が気になった方も多いのではないでしょうか。琴子のさらに巧妙な「虚構」や、九郎と六花の過去など、原作漫画ではより深く物語が描かれています。

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『虚構推理』ネタバレに関するよくある質問

ここでは、『虚構推理』のネタバレを探しているファンからよく寄せられる質問にお答えします。

Q. アニメは何話まで放送されていますか?
A. 2025年9月現在、アニメはSeason1(全12話)とSeason2(全12話)の合計24話が放送・配信されています。
Q. アニメの続きは、漫画の何巻から読めばいいですか?
A. アニメSeason2の最終話は、原作漫画の11巻の途中のエピソードに該当します。厳密に続きから読みたい場合は11巻から、少しおさらいを含めて読みたい場合は10巻の終わりから読み始めるのがおすすめです。
Q. 結局、鋼人七瀬の正体は何だったのですか?
A. 鋼人七瀬の正体は、特定の怨霊などではなく、「桜川六花が作り出した設定を元に、ネットの人々の想像力が具現化した都市伝説の怪物」です。だからこそ、琴子は物理的に倒すのではなく、人々の認識を「鋼人七瀬は存在しない」という虚構で上書きすることで消滅させました。

まとめ:虚構と真実が織りなす極上のミステリを体感しよう

この記事では、アニメ『虚構推理』全24話のネタバレあらすじを詳しくご紹介しました。怪異たちの事件を「嘘」で解決するという斬新な設定、魅力的なキャラクターたちの関係性、そして物語の根幹に流れる大きな謎。そのすべてが絡み合い、私たちを『虚構推理』の世界へと引き込みます。

ネタバレを読んで興味が湧いた方は、ぜひ原作漫画やアニメ本編に触れてみてください。文字だけでは伝えきれない琴子の弁舌の巧みさや、九郎の秘めたる強さ、そして二人の甘い恋の行方を、ご自身の目で見届けてみてはいかがでしょうか。

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